自律走行車開発に向け規制緩和…2017年には専用道路走る=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.07 10:38
韓国政府は未来新成長動力に挙げられる自律走行車、フィンテック、ヘルスケア分野に対する規制を緩和することにした。規制改革は関係官庁別の協業体系構築(1段階)→成果を分析し他の分野に拡大(2段階)→企業が開発した製品・サービスが迅速に市場に進入できるように支援(3段階)という枠組みで進められる。
自律走行車は運転者が搭乗した状態で操作しなくても目標地点まで自分で走行環境を認識し運行する自動車だ。人が乗らない無人自動車とは区別される。グーグル、アップル、バイドウのようなグローバルIT企業などが集中投資する市場だ。2020年には世界市場規模が1890億ドルに達すると予想される。韓国政府は自律走行車の商用化を促進するため年内に試験運行特別区域を設置する。2017年から専用試験道路も運営する。また、試験段階でも自律操向装置を付けられるようにする。自律走行のための部品テスト基準も作ることにした。専用保険商品も開発する計画だ。年内に無人航空機(ドローン)専用空域も用意することにした。現代自動車関係者は「走行試験場と一般道路は状況が異なり自律走行車の開発に困難があった。一般道路で走行テストができ技術開発に弾みがつきそうだ」と話した。